SESSION

基盤・プラットフォーム

個人ASを取得して、自宅Kubernetes上のVMをグローバルIPで公開した話

宮田宗幸

自宅サーバーKubernetesBGPASEIPネットワーク

登壇時刻・会場は、タイムテーブル公開時にご案内します。

セッション概要

自宅のKubernetesクラスタ上で動くVMにグローバルIPを割り当て、そのままインターネットから到達できる環境を構築しました。 単に自宅ルーターでポートフォワードするのではなく、個人でAS番号を取得し、BGPによる経路交換を行うことで、クラウドサービスのEIPのようにVMへグローバルIPを割り当てられる構成にしています。 そもそも、なぜ自宅サーバーでここまでやることになったのでしょうか。 きっかけは、現在開発している国産クラウド基盤「mNi Cloud」の検証環境を、個人所有の自宅サーバー上に構築したことでした。 クラウドの画面上では「VMを作成してEIPを割り当てる」だけの操作でも、それを自宅で本当に実現しようとすると、Kubernetesや仮想マシンだけでは完結しません。自宅側のネットワークをインターネットへ接続し、グローバルIPへの経路を成立させ、外部から届いたパケットを最終的にKubernetes上のVMまで届ける必要があります。 本セッションでは、個人でAS番号を取得することになった背景から、自宅ネットワークと外部ネットワークの接続、BGPによる経路交換、そしてEIPとして割り当てたグローバルIPへインターネットからアクセスし、自宅Kubernetes上のVMへ到達するまでを、実際の構成図とともに紹介します。 クラウドではボタン一つに抽象化されている「グローバルIPを割り当てる」という機能を、自宅サーバーからインターネットまで自分で組み上げると何が必要になるのか。その裏側をお話しします。

登壇者

宮田宗幸
宮田宗幸
株式会社フォーセシステム

国産クラウド基盤 mNi Cloud の開発に携わり、KubernetesをベースとしたVM・VPC・ネットワーク機能などの開発をしています。 個人でも自宅Kubernetesクラスタやネットワークを運用しており、mNi Cloudの検証環境を自宅サーバー上に構築する過程で個人ASを取得しました。

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