SESSION

基盤・プラットフォーム

RaspberryPi 5で軽くはじめるk3sとtailscaleを用いたホームサーバー構築

那須理也

kubernetesk3sRaspberryPi

登壇時刻・会場は、タイムテーブル公開時にご案内します。

セッション概要

クラウド全盛の時代、マネージドなKubernetesやセキュアなネットワークが手に入る世の中になりました。しかし、その便利な環境の向こう側には泥臭く面白いネットワークやミドルウェアの世界が存在しています。普段仕事をしていると意識しない領域ですが、私はRaspberry Pi 5の上に自分だけの小さなk3s環境を立ち上げ、ホームサーバー運用をスタートし、その世界を知ろうと試みました。 本セッションでお話しするのは、大掛かりなクラスタ構成ではなく、シングルボードコンピュータ1台から軽くはじめる実践的な自宅サーバー構築の記録です。 自宅でWebサービスを動かし始めると、まず直面するのがポート管理がだるい問題です。コンテナを動かすたびに増えるポート番号(:30080など)をブラウザへ直打ちする運用から脱却するため、まずは自宅ルーターのローカルDNSとk3s標準のTraefikを連携させました。これにより、単一の80/443ポートでホスト名ごとに複数サービスへ振り分けるルーティングを整え、家庭内LANでの使い勝手を向上させました。 さらに、自宅内にとどまらず外出先からも安全にアクセスしたいという課題に対しては、ルーターにポート開放の穴を開けることなくアクセスを実現するTailscaleを導入しました。自宅のネットワーク環境やk3sクラスタをどのように統合し、外から自宅の各サービスへシームレスかつ安全にルーティングさせたのか、そのアプローチ方法を解説します。 セッション内では以下の実践知を中心にお話しする予定です。 * Raspberry Pi 5 × k3sをホームサーバーとしてミニマムに動かす構成 * ルーターのローカルDNSとTraefikで実現する内部名前解決とルーティング * ポート開放なしで外出先と自宅サービスを安全に結ぶTailscale連携 ホームサーバーを構築してみたいけれど敷居が高い、Kubernetesを勉強したいけれどサーバーをたくさん並べるのは大変、と感じている方に向けて、RaspberryPi 1台からでも手軽に挑戦できる方法があるというワクワク感をお伝えできればと思います。

登壇者

那須理也
那須理也
株式会社ナレッジワーク

Webアプリケーションを中心に開発するソフトウェアエンジニアです。 いろいろ興味が向いたことを触ったりなにか作ったりするのが好き。 最近は3Dプリンタにハマっています。

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